TADASHI KAWAMATA in mikasa

故郷三笠の廃校になった校舎の体育館を占拠して、
KAWAMATAワールドを展開
KAWAMATA ROOM
として公開、そしてその中で講演。






2002年「ディメーテル」に続いて、密着レポート。

*

下記は、やはり同級生Kが書いたコラム。









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2.
本番


 
入り口に昨日見せていた学生作のポスター。




会場入り口はベニヤの壁。




 
その後ろのベンチで陣取る同級生グループと記念撮影。




聴衆は、50〜60人とちょうどいい雰囲気。



 
講演前に資料をチェック、眼鏡をさげて見る姿は、やはり年だねえ 。




模型越しの講演中の川俣。




今日の馬たちの表情 。

 
*



 
講演が無事終了、
場所を移してクロフォード公園でご苦労さん会。





学生たち取り囲まれて、丁寧に質問に応えるのはいつものスタイル




 
5時半から7時すぎくらいまで、ずう〜っと質問攻めにあってました。
来年もこの学生たちに囲まれて、継続して何か成果を三笠幌内に残していけるようにしたいですね。

主催の文化財団も共催の教育大学も三笠市教委も、
本人はもちろん。3者が3者ともぜひ継続したいとの意向で、
何かが始まりそうな予感はありますね。


あえて言えば、
過去の記憶(記録)を巡る大空間、
北海道らしく脱石炭、
再び山、あるいは豊富な森林資源、坑木だったカラマツ丸太だとか。

ニューヨークのツリーハウス群は確かに美しいけど、
だって、
あの体育館を埋め尽くし、
外のグランドまで展開していく、
北海道らしい巨大なプロジェクトがあってもいいんでないかい。




*

■1992年
北海道で初めて同期会と三笠〜夕張の産炭地視察 HP
2001年
ディメーテルのシンポジュームで10年ぶりに札幌で同期会 HP
2002年
ディメーテル本番のため、数回にわたって同期会と同期たちでサポーター結成 HP
  ◇このとき、熱心な市職員、同級生のO氏の尽力で、三笠市も関わり始める
2003年
同期生市職員I氏の尽力で岩見沢市市民大学講座 HP
 
当社設計施工の彼の故郷の「海容寺」の渡り廊下に参画のため HP
2004年
コールマインプロジェクト「空知炭坑見学ツアー」で三笠市役所と HP
 
幾春別「海容寺」訪問(当然お父さんも一緒)
2005年
三笠楽校と HP
 
横浜トリエンナーレで横浜集結、同期会 HP
2008年
三笠モダンアートミュージアム「KAWAMATA ROOM」開設 と講演 HP

HPは、当社ホームページでレポートしてます。クリック


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■さてさて、2009年以降は・・・
(もちろん北海道でのことだけど)

横浜トリ以来、芸大教授の地位も辞し、
パリで新生活をスタートし、ボザールの教授に就任し、
長男も誕生し、
その間メールでやり取りはしていたものの、
こうやってまとめてみると、
知らないうちに私のレポートの履歴も積み重ねられているものですなあ。
いやあ、感慨深い、僕も彼も同じだけ年を重ね、
川俣正をみる僕の目にも微妙な変化はあるものの、
視点にブレはないように思う。

こうなると、
北海道に来続けることが一つの義務になってくる
のではないのかな、
どう?川俣・・・




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