イサムノグチ・モエレ沼公園
http://www.sapporo-park.or.jp/moere/



ガラスのピラミッド


4月28日昼・30日黄昏

中古住宅を購入したKさんが、
モダンクラシックのコンセプトで、
居間と続き部屋の和室を改修しています。
その現場(サイト)が、
東苗穂14条なので、モエレ沼まで車で5分もあれば着いてしまいます。
空き時間を見計らって、探索してきました。




A

サクラの森

B

モエレビーチ

C

プレイマウンテン

D

テトラマウンド

E

ミュージックシェル

F

アクアプラザ、カナール

G

カラマツの林

H

海の噴水(H17年7月完成)

I

ガラスのピラミッド

J

陸上競技場・管理棟

K

野外ステージ

L

モエレ山

M

野球場

O

フィールドハウス(運動施設受付)

P

テニスコート (15面)







駐車場P1に停めて、▲印からモエレ沼釣り人越しにピラミッドを撮る。



きれいなピラミッド面のアップ。
透明なガラスと後のマッシブな部分の組み合わせ。



橋を渡ってアプローチからピラミッドを望む。
植栽も含めて外国にいる感覚になる。


  
天気の影響か幻想的三角面のアップと同じ面の夕景。
つくづく建築技術力の向上には、感心いたします。


 
ガラスの透過率がよくて、明るくきれいな内部。


 
外部の黒いマッスは、内部で白くなる。
ショップやレストランや事務室やトイレなど。


 
白い壁は、白いレンガのテクスチャー。


 

 

黄昏時の内部。とてもきれいだ。
最高のデートスポットになるだろうね。
エレベーターで屋上にあがってみる。


 
都心を見る。テレビ塔やJRタワーが確認できて、以外にきれいです。



屋上で見る黄昏時のピラミッド、またまたきれいです。



イサムノグチのちょうちんのショップ。



全体のサイン。


 
レストラン「ランファン・キ・レーブ」のサイン。



レストラン出入り口から、カラマツの林を見る。


 
レストランのアプローチと遠景。外壁は打ち放しコンクリート仕上げ。



レストランの内外に広がる暖かいあかり。
ウエイティングルームを覗いたけど、なかなか居心地の良さそうな空間でした。
シェフは、円山の「モリエール」の人だそうで、
ならば、きっとおいしい料理がいただけると思います。


 
ピラミッドに隣接する駐車場。柱上部はマッシュルーム構造でスラブを支えてます。


 
駐車場側からのアプローチ。いいですね。


 
駐車場スラブ上に上がって、モレエ山を見る。2本立つのは、設備の排気筒かな?


 
ピラミッド2階レベルの外部から内部を見る。


 
名称はピラミッドだけど、正確には1面のみ。
ルーブルのガラスのピラミッドをどうしても連想してしまうけど、
パリのど真ん中のガラスのピラミッドと北海道の大自然の中のピラミッド、
どちらもロケーションに馴染んでいて、はまってる。
http://takebe.replanweb.net/bunka/machi/ryokouki/kokugai/paris/paris6.htm
*
30日、あらためて黄昏のピラミッドを体験して、
こんなすばらしい公園を札幌市が提供してくれていることに、
ちょっと感動いたしました。
*
確か、2004年の「北海道赤れんが建築賞」を受賞してます。
当社の「海容寺納骨堂」も応募しましたが、
これに敗れるのは、しょうがいですよね。
*
ただ一つ、気になったのは、
「モエレ沼」内側は、
イサムノグチが構想してたように、
広大なスケール(これでもニューヨークセントラルパークより小さいらしい)の、
日本にはちょっとないような公園に整備されましたが、
その外周辺が、いかにも都市に隣接する工業地域の体をなしていて、残念です。
外周を1周する道路(約6.5q)の整備も含めて、
札幌市の施設としては画期的なものであるだけに、
当局に期待したいところです。





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