伊藤豊雄のメディアテーク
 
仙台の老若男女が多数集う公共施設。



透明性を強調したアクリルの模型は、
メディアに何回も登場してきているので、
あまりにも有名。

施工が困難を極めた話も何かで読みました。
5月18日、
その実物を体験してきました。

外部から



全面道路を挟んで。
官庁街からちょっと離れたところ。
歩道街路樹もあり中央分離帯の木々も青々と茂った緑が、
ハイテックなガラスに映えてとても美しいのというのが第一印象です。



 

この建物の周りにくると、一挙に雰囲気が変わった感じがします。


 
ファサード外壁がガラスのダブルスキンになっている。
白い大きなメッシュみたいなこれまた透けた柱状のものが
梁のないスラブだけを支えているというすごい構造。


 

歩道も広々としていて、実に気持ちがいい。
ちょうどワールドカップ前で、イタリアチームのキャンプ地になっていて、
ご覧のような歓迎ムード。


   
正面以外の外壁もダブルスキンになってはいるが、
ガラスではない。
エントランス横の案内案内表示もガラスに直接です。
さらに入り口上の庇も限りなく薄く、軽く存在感がないようになってます。


内部へ



建築家・伊藤豊雄の似顔絵は、日経アーキテクチャー編の「建築家という生き方」から
抜粋させていただきました。


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