一部屋だけの部分断熱改修・K邸寝室リフォーム
ご高齢のお母さんの、その寝室を暖かい眠りの空間に・・・
工事概要
●工事床面積:13.66m2(8.26帖)
●工期:11月1日~11月20日
●棟梁:中堀音吉
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■改修前
広さは、8帖ちょっとの和室の寝室でした。畳の下の断熱材も天井の断熱材もわずかばかりで、しっくいの真壁には、当然断熱材は入っておらず、一度改修したという窓が、ペアガラス入りの樹脂サッシという状態。
築何十年にもなる建物で、何度も手を加えてはいるものの、家全体の断熱改修になると、費用も大変大きくならざるを得ず、ずーっと中途半端な状態の改修であったようです。
このスカスカな状態の中で、FFストーブを焚いて暖房していたようですが、一時的暖房ではとても暖まるような状態ではなく、着替えの時はかなり冷え冷えとしていたらしい。
■改修コンセプト
そこで今回は、お母さんの寝室一部屋だけという最小規模の、とにかく暖かく快適にするという目標値を掲げての改修です。
床は、タイベックから始まる床断熱HGW150ミリ。壁は真壁にHGWは充填できず、外壁50ミリ間仕切り20ミリの現場発泡ウレタンで対応。もちろん耐用年数も長期である必要性がないこと、暖房機も電化の想定で火気からの安全性も確認されていたため。天井は、1階小屋浦が十分にあるためHGW200ミリを施工しました。気密化は、床のポリフィルムが壁のウレタンと連続するよう、また壁のウレタンが天井のウレタンに連続するように、すっぽりと包み込むような内断熱です。
窓は、樹脂サッシのガラスをクリプトンガス入りのLowEにグレードアップ、なおかつ断熱ブラインドで強化して、完璧に。
換気は、気密化がかなりなされたので、24時間常時換気を隣接する玄関ホールから2種換気でとることにしました。すきま風を呼び込まないように、室内を正圧にした方がよいとの考えから。
そして暖房は、安全性から外気温センサー付きの蓄熱暖房機。
内装仕上げに関しては、手に触れる暖かさと調湿性から、床天井にヒノキ、壁は珪藻土、入り口ドアは、やっぱりヒノキの羽目板の断熱戸。
ということで、現時点での当社の気密断熱のノウハウと改修のノウハウの総動員で、バランスのよい温熱環境を目指した結果は、上々でした。
* * *

間口2.73奥行5.005Mの縦長8.2帖ほどの部屋。以前は、奥に押入のある6帖の和室だった。
断熱ブラインドが開いた状態と閉じた状態。長く使い込まれたタンスも壁一面に整理。

反対側部屋入り口面を見る。断熱ドア、長く使い込まれた化粧鏡台、ちくだん2Kと並ぶ。手前に加湿器。
フローリングと天井羽目板のヒノキのいい香りが漂う。

給気専用常時換気型、弱運転で20M3/h(換気回数0.6)、消費電力はわずか1.3w。
オーバー気味の換気量は、排気用グリルで調整可能。

ベッド横と出入り口に手すりを付けて、高齢化対応、枕元壁に小物棚。
完成がほぼ12月、氷点下の冷え込みの日もある中で、
とてもほんわかといつも暖かく、大変喜ばれております。
このような、部分断熱改修もありなのかな、とやってみて思いました。
健康的な睡眠の時間をもたれ、
これからも、
さらに元気で過ごしていかれることを願っております。
(おわり)
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