「勉強会」

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 10月24日


テーマ:日本の住文化、『たたみ』を考える。
主 催:平井たたみ・双葉屋商店




日本の伝統的住文化に『たたみ』があります。

同じように、伝統的職業として、
塗壁の『左官』、そして襖、障子に代表される『建具』もあります。

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バックナンバー・2001



この二つは、当ホームページ上で紹介してきましたが、
今回、第3弾として、勉強会の中で、
わからないことが多い『たたみ』を取り上げてみました。





 
出席者は、7名です。
平井たたみのの社長
双葉屋商店(旭川)の辻岡社長
に当社5名。


辻岡さんと平井さん。

まず、
畳床の話から始まりました。
当社が目指すのは、農薬も化学物質もない
江戸の頃に仕様です。

藁床(わらとこ)の藁は稲藁で、
現代のコンバインで収穫する田んぼからは、利用できる稲藁は出てこないそうです。
本当は、岩見沢で有機農法をやっているそんな生産者がいてくれればいいんですけど、
まず無理だそうです。
探せても道南で、日本ではやはり宮城県なんだそうです。

そうか、ないのか。
じゃあ、しょうがないから当社の
エコ仕様たたみの藁床は。
宮城産でいこう!と床は決定する。

藁は、当然ながらストロー状だから空気を多く含み、
吸音、断熱、調湿、保温性といいことずくめなわけです。

畳床裏シートは、これまた自然素材の100%ジュート麻
畳床縫着糸は、天然繊維素材の中で強度に優れたラミー麻100%
そして、
ござ下に、ひばシート竹炭シートをいれて、
抗菌防臭防虫効果、遠赤外線効果やマイナスイオン効果まで期待できちゃうわけです。

 
「畳の本」より


右の青いのがひばシート。


一方これは、ダイケン床。
軽くて均質平らだけど・・・


畳床は、ここまでやっておけば完璧。
さて、次は畳表の
ござへりです。

ござは、
い草でできてます。

双葉屋商店(旭川)の辻岡社長が持ってきてくれた『
畳の本』のトップページに、
魔法の草、


1.弾力性
-い草内部はつぶれてもまた膨らむスポンジ状の繊維。
2.丈夫で長持ち-硬くてなめらか。
3.汚れにくい-掃除がしやすい・ほこりが立たない・清潔。
4.空気の自然浄化作用-ホルムアルデヒドや二酸化硫黄を吸着し、二酸化窒素を吸収浄化。
5.湿度の調節作用-湿度が高いときは、水分を吸収し、乾燥すると水分を放出。
6.黄金色に変わり味が出る-不易流行な色、きれいに焼ける。
7.リラクゼーション効果-寝そべってくつろげる。


1300年もの歴史を経て現代に伝わった優れた天然素材です。

とあります。


表には、
不変色
(フェードレス)加工もの、
床の間用の龍びん表、
七島表
(琉球表)は、普通のい草の断面が丸いのに対し三角形の断面を持ち、これを半分に裂いて乾燥させ、
選別した上で麻糸を経糸に織り上げます。この表は耐久力があり、火気に強いため、
昔から柔道畳や農家作業場、呉服屋の畳にへりをつけずに使われていました。

現在では、デザイン的に半畳のへりなしに畳に使われることが多くなっています。
カラー表は、
人体に害ない染料、色落ちが少ない、日焼けが少ない、使い込むほどに色鮮やかになる、
という特徴で、メセキ織りとしてへりなしで使うことが多い。

など、いろいろ現物を持ってきてもらい、直に触れて確かめてみました。



間違っても、
中国産は使いたくないものです。

そして、こんなに良い効果があるのなら、壁に貼ってもいいのではないか、
というアイデアも出てきて、ぜひトライしてみたいものです。

へりにも、和紙のものがあったり、
わが社の畳のエコ標準仕様を、
コストパフォーマンスのいいものにしていきたいと思っております。

最後に、藁床に始まり、
様々なござのカットサンプルを送っていただくことを約束して、
散会しました。



どうもありがとうございました!



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