勾配無落雪屋根シリーズ  エコ

 

O邸新築工事  


 古材の部分使用を模索する・・・

敷地面積 330.58F(99.80坪)  



建築面積 129.89F(39.20坪)  



延床面積 196.18F(59.22坪)  



 第1種低層住居専用地域

構造・階数 木造2階建  



在来軸組(外断熱)  


                    
   棟梁 中堀音吉  


工事レポート・その1---基礎が出来上がって建方が始まるまで


配置図・1階平面図

 

 間口10間の北側道路の土地です。
 左手前に、平家の母親棟を見てL型にスロープをアプローチすると、 奥の子世帯2階建てに、行きつきます。
 玄関は、ちょうど平家と2階建ての付け根にあり、木製引戸の玄関戸を開けてはいると、左に母親世帯、右に子世帯となってます。
家族は、旦那さんのおかあさんと
 子供が3人(1番下の娘さんは、まだ小さい)の全部で6人家族です。
 
構造を見せるため外断熱と屋根断熱の断熱方法を採用しました。
 2階の床梁や小屋の梁組をどう見せるか、それに古材をどう絡ませる事ができるか、がテーマです。 

   

2F平面図

 

 上の高校1年のお兄ちゃんと中学生のお姉ちゃんの部屋は、
 ちゃんとあります。
 小さい「すずちゃん」はお母さんといっしょに寝るから、
 部屋はまだ、いいのかな。

 

 いよいよ基礎工事の始まりです。
 

 地盤も硬そうな粘土層で、予想以上に良さそうです。

 

 これが大工の施工図にあたるものです。
 「ていた」と呼ばれるモノです。
 中堀棟梁の作です。

 

 古材ギャラリーの中で、適材適所で古材を選ぶ。
 真剣に材料を見つめる施主のOさん。
 

 こうして、選ばれた古材が、加工場に出されました。
 なかなか、上物です。

 切込も順調に進んでます。
 今回も、骨組み表しの「エコ」タイプ。
 合理化金物のクレテック使用。

 クレテックの切込の2本のスリットが、よくわかります。

 いよいよ、メインの大梁の古材に取りかかり出しました。

 新たになぐりも入れます。

 こちらは、大黒柱になる古材。
 ほぼ、8寸角です。

 基礎工事は、ベースコンクリートまでの状態です。

 キチンとスリーブ(設備配管のための貫通口)も入ってます。

 基礎の立ち上がりまで、コンクリートが打ち込めれました。
 外部の断熱材は、すでにガラスメッシュで樹脂モルタルが、
 土に埋まる部分もあわせて、塗り込まれてます。

 土間下、埋設になる部分の配管。

 基礎の脇は、粘土質で水はけが悪そうなので、
 安全をみて暗渠パイプを埋設しました。

 埋め戻しが済んで、床下土間コンクリート打設前の全景。

 メッシュ状の6沒S筋を敷き詰めたところ。
 黒いポッチが点々と見えるのは、鉄筋を浮かすための
 スペーサー。

 
 
拡大すると、こんな感じ。
 基礎に打ってある印は、土間コンクリートの厚さの印。
 約7〜8Bの厚さです。
 これで、床下の防湿と暖房の蓄熱、
 そして、1階の床の荷重を支えます。

 床下土間コンクリート打設後、
 きれいに均してます。

 床下土間コンクリート打設後、
 土台を敷いているところの全景。

 
 
土台の水平は、建物の命。
 機械を使って、1ミリの狂いもないように・・

 土台と、基礎断熱の断熱材100ミリ厚との関係。
 今回使用の断熱材のメーカーは、カネライトフォーム。
 外壁もカネライトフォームの長尺9尺モノを使用する事になってます。

 大引もほぼかかりました。
 この上に、30沍の杉板を敷き込んで、
 1階の床仕上げです。


工事レポート・その2---建方から外部が仕上がるまで

工事レポート・その3---内部仕上から完成まで

工事レポート・その4---ついに完成、そして、住まう。


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