勾配無落雪屋根シリーズ  エコ 第2弾
古材をゾーンで再利用してみる・・・

札幌・Y邸新築工事

第1種住居地域
全面道路幅員が、4m道路斜線がぎりぎりです。


●棟梁 吉野 敏夫 



構造・階数 木造3階建
在来軸組(外断熱)


敷地面積 257.86u(78.02坪)
建築面積 87.36u(26.43坪)
延床面積 206.73u(62.55坪)


工事レポート・その5---住まう、その後。
2002年2月16日、引越して約50日経過した様子です。



配置図・一階平面図

敷地は、札幌のほぼ都心
 山鼻地区の住宅地、その中でもひときわ自然が際立つ敷地。
 ぽっかりと空いた、緑のオアシスともいえる。
 西20丁目の通りから、左折して入る前面道路が、最低基準の復員4メートルで、こんな狭いところで大丈夫かな、
と思ってたら、何回か通ううちに、春になるとそこは
緑のトンネルになっていて、逆にそれが最高の魅力になっていた。
 現況の樹木は最大限残すよう配置計画が、なされました。
家族は、教師をしている夫婦と次男が生活します。
 1階は、車庫と旦那さんの趣味の土いじり、庭いじり、薪きり薪割り他の作業スペースと、
そして奥さんの趣味の染色のための
アトリエスペースに玄関です。
 断熱の集合煙突があり、旦那さんが割った薪が燃料になります。
 南面の屋根だけの旦那さんの作業スペースと奥さんのアトリエの土間が、どこまで自然の庭と一体となるか、見所です。
 なお、アトリエの土間は、300角ソイルセラミックタイルで
床暖房になります。




2F平面図

2階へあがると、吹抜斜め屋根なりの天井に古材の梁が掛かった13帖の広い居間食堂に水回り、
そして、和室の寝室に書斎というシンプルな間取りです。
和室入口は、9尺間口に2枚の大きな
板戸。
 読書家の夫婦に間仕切り手すり等を利用して、本棚を可能な限り造ること、
西面窓下に2間半長さの
無垢のナラ材のカウンターを設置して、趣味の焼物を並べるように。
居間に2カ所ある9尺巾の窓には、
障子が入ることになりました。
 南面に張り出した作業スペース屋根上の物干場、
吹抜の
古材の小屋組をどこまで演出できるか、が見所です。
 



3F平面図

 
3階は、居間食堂の吹抜上部と水回り上の納戸、各階にあるトイレと、
子供室と和室・予備室は2階と同一平面です。
吹き抜けに張り出した1帖弱の
少スペースが、奥さんのお気に入り。
引き抜けからは、
イサムノグチのちょうちんが4灯下がります。




今年の冬は、暖かくて雪も少ないです。
「工事レポート・その1」と見比べてみてください。

  
快晴の2月16日土曜日、3時PMにおじゃましました。
快晴の空は、真っ青でいい感じ。
断熱集合煙突
もうまく納まってます。
外壁着色モルタルの仕上がりが待ち遠しい。


  
予定通り、玄関前のの木は健在。
コーナーの古材に久しぶりに
再会


  
玄関先、左写真は引っ越し直後の表札なしの時。
Yさんらしい表札がちゃんと付いてました。


 
玄関ホールに入ると真っ先に目に入る子椅子。
Yさん制作。はっきり言って
「うまい!」
右は、居間に上がって南窓際に置かれた
ベンチ
真ん中がテーブル代わりにもなる。
これは、購入品、いい趣味です。



玄関カウンター収納、長さ2間。
小物でいっぱい。


 

アトリエ天井、暖房配管にかけられた染色の糸。


  
居間吹き抜けに突き出た奥さんのお気に入りのスペース、その後と
3階和室の
タンスに射す込む暖かい日差し。
と壁に掛けられた知人の書。
勾配天井が6帖とは思えない広さを感じさせ、
3階南面のため日当たりが良くてぽかぽかと、いい部屋になってます。



棟札は、真新しい。これから時を刻みます。




   
古材と小物たち、この辺は
住み手のセンスです。




工事レポート・その1---冬の現地調査・そして地鎮祭から

工事レポート・その2---建て方、スタート。

工事レポート・その3---内部仕上から完成まで

工事レポート・その4---とりあえず、引越しです


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