札幌M邸新築工事


 花好きな母親と奥さんに応える、吹抜の土間空間。


建築面積: 89.17F(26.67坪)

延床面積160.23F(48.88坪)

(1階84.88F・2階45.75F・3階29.60F)


工期9月1日〜2005年1月31日 


棟梁:吉野 敏夫 

● 計画概要


 ◆ 1階平面図 主家 間口5.25間*桁行き5.5間に1間の下家




 ◆ 2階平面図  主家 間口5.25間*桁行き5.5間




 ◆ 3階平面図  屋根裏風ロフト 間口5.25間*桁行き5.5間の半分





3.

 12月14日、上棟祭。



相馬神社の宮司さんも入って、家族3人とわが社の大工4人で、
恒例の記念写真。
暖冬少雪で順調に工事も進み、天候の神様にも感謝。
本当におめでとうございました!


*

 

  
上棟式時点で、外部着色モルタル下塗り完了。


 
棟木に4間の古材が走る3階は、天井コンパウンド、壁珪藻土を残して完了。
左が居間吹抜側、右が古材のない寝室側。


  

 
屋根断熱で4.5寸勾配そのままの天井のロフト的3階空間。
古材との取り合いが絶妙なコンパウンド・木部柿渋仕上げ。



階段施工前の3階から見る階段室。



これは、古材で制作した玄関から土間への引き戸。
道産の銘木が何十年もかけて自然に乾燥しているその状態は、
その仕上げの適当な荒さも含めて、まさに建具にはうってつけの素材です。
そして工場で生産されるきれいに塗装された建材の建具では決して味わうことのできないものが、
そこにはあります。
これに金具も錆びててギシギシと音をたてるような、ガラガラと振動するような、
そんな金具が似合います。
さらに古いステンドガラスが嵌っちゃうと唸っちゃいますね。
12月23日、建具職人、伊藤木工・山田真澄


 12月27日、大工工事年内決まらず・・・



道路ひとつ隔てた遠景。
手前の庭木が程良い点景になってます。


 
 
土間とフローリングの40Bの段差の上框に古材。
自然な曲がりをうまく活かしきった使用例。
縁側に見立てて、ここに腰掛けながらいただくお茶なりコーヒーなりお酒は、
格別なモノになるでしょう。


 2005年、左官屋さんが珪藻土を塗る。


  

 
これ階段裏の珪藻土下塗りです。
階高を切り詰めたので、天井を貼らずに段裏の形のままに塗りこんだ結果なのです。
それがなかなかきれいなのです。


  
一直線の水回りゾーンを両サイドから。


 
1階土間から、母の部屋と食卓ゾーンを見る。


 
母の部屋の天井を這う露出の暖房感。


 
吹抜で仕事をする高尾左官の親方。
やはりいい職人さんと仕事をするのは、気持ちがいい。





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