Report 工事レポート

岩見沢リノベーション物件

  • 2025.01.09
    Image of 岩見沢リノベーション物件 0

    解体した床にはスタイロフォームとGWを入れて断熱強化。

    下からの不快な寒さを改善します。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 0

    断熱充填後、構造用合板で新たな床下地を作ります。

    完全な調整は難しいですが、元々あった15mmの不陸を大幅改善。

    壁下端の断熱の充填不足は「気流止め」を施工。

    冷たい冷気が上るのを防ぐことで、壁のGWの性能を極力発揮できるように。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 3

    床合板施工まで。

    仕上げはまだですが、かなり印象は変わりました。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 3

    玄関ドアはYKKAP D50断熱ドアに変更(ドアリモ)

    既存の枠を使ってカバーして交換できるので、内外壁は傷めません。断熱気密を考えると一部壁を解体して入れ変えるのが一番ですが、部分改修の今回はこのやり方で進めることに。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 3

    既存のサッシに内窓を施工。

    YKKPマドリモプラマードU LowEガラス。

    見た目を考えるとカバー工法が望ましいのですがコストを加味してこちらを採用。

    ドアも含めて先進窓リノベの補助金を活用。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 6

    フロア貼り。

    賃貸という用途を考えると化粧シート張りの合板フロアが傷・へこみなどにも強いですが、1階部分は化粧シートより質感の高い突板のフローリングを採用。メインのリビングダイニングは傷のリスクを度外視しても新たに住まう上でのリニューアル感を優先。

    元々のフロアより明るい樹種を選定しています。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 7

    入ってすぐの玄関は無垢フローリング。

    当社在庫にあったカラマツのフローリングを張ることに。

  • 2024.12.26

    既存建物のリノベーションを考えている方が増えていますが、物件購入費・部分解体・処分費を考えると意外と手が届かない金額まで行ってしまうことが多いです。
    見積段階で目視できず、予期せぬところで費用がかかることも・・・。

    今回は築50年の住宅を借家として改修する工事を行っています。
    限られた予算の中でどこまでやれるのか。住まい手が定まっていない借家という使い方をどう考えるか。

    工事レポートで紹介できればと思います。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 0

    改修前 1階リビングダイニング~キッチン

    水回りはかなり古く、クロスもボロボロ・・・。

    賃貸物件を探す方にとって水回りは真っ先に見るところではないでしょうか。

    今回は全て新しくします。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 0

    改修前 和室

    リビングダイニングの隣に和室があります。

    かなり年季を感じます。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 2

    改修前 脱衣室~水回り

    床の下地からボロボロ。

    クロスにもカビが出てきているところが。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 2

    2階個室

    サッシはシングルガラスのアルミサッシに同じくシングルガラスの内窓。今の時代から考えると断熱性能はかなり低いものになります。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 4

    まずは解体

    古い住設機器を取り外します。

    Image of 岩見沢リノベーション物件 4

    1階の床も思い切って全て解体

    住み手に不快感や違和感を与える、床の不陸は極力直す考えで進めます。

    壁の下端のグラスウールはしっかり充填されておらず気密もなされていないため、床下からの冷たい気流が上がって寒々としてしまいます。

    断熱が発達していない昔の建物の弱点を補強していきます。