Carpenter 大工のチカラ

大工の育成

大工の育成への
姿勢

当社は民家再生をはじめ木造住宅を中心に、さまざまな木造建築を施工する工務店です。基本技術は墨付け、手刻みとし、高いレベルの高断熱高気密工法の施工を基本としています。新人にはこのふたつの基本を習得するよう、OJT(仕事を行いながらの訓練)とoff-JT(仕事を離れての訓練)の組み合わせによって修行してもらいます。
基本技術を身につけ、あらゆる木造建築に対応できる「適応力のある大工」の育成を、会社としても努力しています。


大工育成の決まりごと

職人十箇条

  • その一、仕事は手早く、きれいにせよ
  • その二、「技」を盗め
  • その三、「先を読め」段取り八分を忘れるな
  • その四、修行は若いうちに、鉄は熱いうちに
  • その五、経験を積め
  • その六、人の和を大切にせよ
  • その七、創意工夫せよ
  • その八、センスを磨け
  • その九、「本物」を見極めよ
  • その十、一生勉強、生涯現役

見習大工心得

  • 1.目標を定め、率先して自主研修に励むこと
  • 1.見習い仲間を大切にすること
  • 1.生活の安定 (食事・入浴・睡眠) をはかること
  • 1.進んで「水を運ぶ人」になること
  • 1.しっかり挨拶をすること

大工育成3箇条

  • 1.教えすぎない
  • 2.見守る
  • 3.育つための環境と機会をつくる
大工育成ガイドライン

JBN・全国工務店協会の大工育成ガイドラインに沿った大工育成を行っています。

OJT、off-JTでの育成

仕事を行いながらの訓練(OJT)と仕事を離れての訓練(off-JT)の組み合わせで、より実践的な経験を積むことができる環境を整えています。off-jtでは北海道ビルダーズ協会の大工育成委員会とポリテクセンター北海道との研修会に3年間参加します。また、大工の仲間づくりを目的に、企業横断的組織として「大工ネットワーク北海道」を立ち上げ、大工同士の情報交換、技術交流、イベント(削ろう会)などのサポート活動をしています。

OJTの様子
off-JTの様子
削ろう会
大工ネットワーク北海道
キャリアパスを見据えた大工の社員化を図る武部建設(北海道建設新聞)

大工育成活動の
あゆみ

1995年、「武部建設大工育成塾」を社内で立ち上げ、4年にわたって5名の新人大工を育成しました。
当時はまだ、今ほど大工が不足していた時代ではありませんでしたが、将来を見越して、また、工務店にとって大工は生命線という認識からの試みでした。
しかしその試みも、5年で全員が退職してしまい失敗に終わりました。これが当社の大工育成の第一期(1995〜1999年)でした。

第二期(2000〜2010年)は、この間に当社へ入社してきた若者たちでした。民家再生事業の立ち上げ時期で、大工志望の意識の高さと、民家の解体再生という良いお手本があったこと、そして同じ境遇の仲間がいたことによって、互いに成長し当社の中核として活動しています。時を同じくして、この時期に国家プロジェクト「大工育成塾」との関わりがありました。

大工育成塾塾生 大沢君(2005年)

そして現在、第三期(2017〜)として、2017年に発足したJBN大工育成プロジェクトに参画し、「JBN大工育成ガイドライン」を策定したことから、自社においてもその実践的取り組みとして、新人大工の育成を本格化させています。
採用と育成をセットとして考え、育成はOJT(仕事を行いながらの訓練)とoff-JT(仕事を離れての訓練)の組み合わせによって行うという内容です。off-JTは、北海道ビルダーズ協会の大工育成委員会として行います。
またこれとは別に、大工の仲間づくりを目的に、企業横断的組織として「大工ネットワーク北海道2017」を立ち上げました。

武部建設の「共育」