Report 工事レポート

栗山S邸

 

[建築概要]
設計:HOUSE &HOUSE
用途:住宅
建物の構成:切り妻屋根の二階建て、延べ床面積111.22m2となります。

  • 2025.05.16

    [建築概要]
    設計:HOUSE &HOUSE
    用途:住宅
    建物の構成:切り妻屋根の二階建て、延べ床面積111.22m2となります。

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    基礎の着工が始まり布コンクリートの打設が本日完了しました

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    コンクリートミキサー車からポンプ車、建築の型枠にコンクリートが流れて打ち込まれます。

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    布コンクリートの天端を金鏝でならします。

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    基礎の上組み上がる木材とのつながりはこのアンカーボルトで行います。

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    規定の位置からズレができるだけないように固定します。

    次回は土間コンクリートです。
    お楽しみに!

  • 2025.06.12
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    前回に続き打設の状況と土間コンクリート過程を紹介します。

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    コンクリートを打設する際には鉄筋を規定のピッチで求められる性能に合わせて背筋します。

    今回は二種類の土間コンクリートを制作します。

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    コンクリートの厚みで異なる背筋ににより土間コンクリート打設完了です。

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    清掃までがコンクリート打設作業です。

  • 2025.07.01

    今回は建方のご紹介です。

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    はじめに土台、大引きの順に進行していきます。

    不陸の調整を行います。

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    一階部分を人力で建てていきます。

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    火打を入れることで水平面に対して剛性を確保します。

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    2階を建てて棟上げを行います。

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    お見事!上棟。

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    広大な景色に建物の骨組みが誕生しました。初めは大胆な作業風景から徐々に繊細さが際立つ作業に変化していきます。

    引き続きお楽しみに。

  • 2025.09.25

    今回は内部工事についてです。

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    まずは現代の北海道の住宅に欠かせないのは断熱気密です。壁は190㎜断熱 屋根は380㎜断熱です。

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    仕上げに合わせて下地処理行います。
    今回はR(曲線のついた)天井のため、
    見えないところにも特殊な材料と技能で仕上げます。
    また、建具は下地がそのまま仕上げとなるため
    調整を重ねて仕上げます。

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    下地が終われば石膏ボード(通常の火災の熱に対して20分以上避難の効果がある材料)でふさいでいきます。

    このような流れで仕上げ工事の下地は出来上がります。

  • 2025.10.16

    今回は家具工事です。

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    工場にある材料を選び、適材適所に使えるようにお客さん、設計者、現場管理、棟梁が選びます。

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    先程のマカバはキッチンのカウンターになります。

    一見ただ置いたように見えて、何十枚もある中から、このカウンターのサイズに合うものを時間をかけて選んでいます。手触りの仕上げ方は好みや空間、使い方に合うように仕上げています。

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    リビングテーブルは古材の差し鴨居を使っています。

    重厚感や歴史の趣を空間に放つ家具となりました。

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    ベテランの大工さんが細かく手間のかかる作業をこなす姿はさすがの一言でした。

    Image of 栗山S邸 7
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  • 2025.10.28

    無事に竣工を迎えることができました。
    広大な北海道の景色を背景に、10種類以上の道産無垢材を使用しました。
    そのどれもが山の木をを連想するような耳付きの仕上げとなっています。
    暮らしの考え方を豊かに、
    古材も活用することで、生活の中にアクセントをつくります。
    他にはない条件を掛け合わせることで唯一無二の建物になりました。
    これより下が完成写真となります。

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