道南の事務所併用住宅
墨付け手刻みでつくる中大規模木造建築
Data
- 延床面積
 - 721.59㎡(218坪)
 
- 工法・構造
 - 在来軸組工法(一部木造伝統工法)・木造2階建
 
- 竣工年月
 - 2022年12月
 
- 設計
 - 武部建設株式会社1級建築士事務所+HOUSE&HOUSE 1級建築士事務所
 
- 構造設計
 - 株式会社中田建築設計
 
- 施工
 - 武部建設株式会社
 
- 大工棟梁
 - 船田 慎人
 
- 内装家具工事
 - 有限会社 樹工房
 
- 家具工事
 - 株式会社カンディハウス
 
- 照明計画
 - 有限会社イリス 中屋惠美
 
- 外構計画
 - 株式会社やまチ 神長 敬
 
- 写真
 - 佐々木育弥
 

Comment
外部の協力スタッフとチームを組んで取り組んだ事務所併用住宅です。柱や梁などで使う構造材の原木の買い付けからオーナーと一緒に進めていきました。原木のアラスカ産レッドシダーを製材、乾燥し、大工が墨付け手刻みで加工するといった昔ながらの工法。住宅で培った省エネ技術(外壁300mm・屋根400㎜の高断熱、高気密)と職人の手による当社ならではの建物づくりは、大規模建築にも応用可能です。「構造即意匠」といわれる木造軸組ならではのシンプルで洗練された美しい木組みは、時を経るごとに味わいを増していくでしょう。イタリア製の家具ともよく調和した空間となりました。