長沼 JAPAN WineGrowersワイナリー 新築工事
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2023.09.12
始めの投稿から約2ヵ月も空いてしまい申し訳ございません。。。。
一期工事も竣工に近づいており、この2ヵ月を前・後編に分けて工事の様子をお届けしたいと
思います!【I期工事 前編】
7月1日 大工工事スタート。今回、I・II期工事と分かれており、
I期工事は、建物外部とワイン醸造作業に関わるエリアです。
朝のラジオ体操後、定例のツールボックスミーティング。
本日の作業内容、作業で危険なポイント等々を確認し合う、
大事な打合せです。[朝のミーティング]
[建て方の様子]
平均30歳のヤング大工チームによって、
どんどん進んでいきます。
5人とも勢いがあり建築面積400㎡のワイナリーもみるみるうちに形が見えてきます。
そんな今回のワイナリー、構造に2つの特徴があります。
それは、
”カラマツの丸太”と”平行弦トラス”です。一つ目の特徴の”カラマツの丸太”
長沼の景色が見渡せるワイナリーのテラスには、
大小4本のカラマツの丸太が建っています。
このカラマツの丸太は自社の社有林から大工が伐採し、皮を剥き、
木を見る目が肥えた棟梁が、
カラマツ一本一本を見比べ、丸太の長さ、場所、向きを決めていきます
棟梁の手元を離れ、
クレーンにより吊られていく丸太。
空飛ぶ丸太。
太陽からの光でとても神々しいです。
2つ目の特徴の”平行弦トラス”
上弦材・下弦材が平行に並び、その間を束、斜材で構成される平行弦トラスは、
内部の作業場天井から外部のポーチへとの伸びていきます。
約13mトラスが7つ連なることで作業場の大空間が確保されています。
約13mもあり、かなりの重さだが
天井で表しになるトラスのため、
傷がつかないように慎重な荷揚げ。
トラス材が全て架かった様子。
天候に恵まれない中でも、約2週間で上棟。
無事、建物も上棟し屋根・外壁・内装へと別れて作業を進めていきます。
[上棟後の屋根の様子]
[野地合板張り]
[屋根付加断熱 GW105]
[屋根通気垂木]
建物のボリュームが大きく、仕様が自社とは違うため、
大工も現場管理も奮闘した7月でした。
後編へ続く。。。 -
2023.07.10
ワイナリーの新築工事中です。
長沼では2棟目のワイナリーとなります。
設計は武部建設で大工経験を積んだ、ATELIER LAY 篠原が担当。
町や田んぼが見渡せる丘の上が建設地です、青空がよく映えます。
ちょっと風の強い現場です。
掘削~砂利敷込
配筋作業
布コン打設①
布コン打設②
足早なんですが掘削~布コン打設まで順調に進みました。
そして土間コン打設。
晴天の打設日。ポンプ車と青空がいい絵になります。
土間配筋①
土間配筋②
等間隔にがんじがらめに組まれた土間鉄筋。
細かい網目のようです。
フレッシュコンクリートが注ぎ込まれます。
ある程度、コンクリートが硬化したタイミングで左官屋さんがきれいに仕上げます。
建物の規模が大きく、生コンの数量が合っているかドキドキしましたが、
土間コン打設も無事完了!
翌日の朝。
コンクリート打設直後のクラック防止、強度発現のための散水養生を施しました。
これで基礎工事完了。次回から建て方です。