Report 工事レポート

北広島I邸

  • 2019.12.13
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    − 完成写真 2 −

    造り付けのキッチン

    天板はタモ無垢材の巾はぎ材

    シンクはステンレス製のオーダー製作とし、天板に水が跳ねないよう、幅を広く取っている。

    また水に濡れる作業は、水切りプレートの上で行うと汚れにくい。

    ご主人も調理される方なので、天板の高さをちょっと高くしている。

    木製天板の良いところは、作業中に物やお皿を置いても、音がカンカンしないところ。

    リビングとオープンに繋がるキッチンのため、音の問題や目の障りも気遣い、家具のように設えている。

    奥はパントリー。

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    反対側からの見返し。

    シンクの前は自然光で作業できるように手元に窓を。

    薪ストーブコーナー、リビング、階段が右に続く

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    キッチンの奥には1坪のパントリー。

    ちょっとした作業が出来るようにカウンターデスク。

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    薪ストーブコーナーからキッチンを見る。

    タイルは板チョコのようで、かわいい。

    薪ストーブはドブレ640WD。

    鋳物成型だが、炉内がバーミキュライトで囲われているので、

    温度の立ち上がりが早く、素早く温度を上げられる。

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    北海道らしい白樺の木立。

    上の方の枝、葉など樹形がきれいに見えるように窓のレイアウトを考えた。

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    通風換気のための地窓。

    足元を風が抜けるため、気持ちが良い。

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    タモの古材の柱。

    時間を経て、黒く、艶が出ている。

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    暖房器具はすべて床下スペースに設置している。

    窓際が広く使えるし、見た目もすっきり。

    樹脂サッシだが、樹脂が露骨に出てこないように、木枠でフレームを作っている。

    トリプルガラスで性能が良いため、不快なコールドドラフトは感じない。

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    1階の床から2段下がったところは読書スペース。

    床に座って本を読む。

    床面に温水パイピング(微弱)を入れているので、床に座っても冷やっとしない。

    こもった場所で、読書が、はかどりそう。。

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    設計段階の初日に、こんな暮らしがしたいと、持ってこられた本たちが、完成した本棚に仕舞われている。

    大切に作られたスクラップブックを渡されたのを思い出す。

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    天井を見上げる。

    細かい木をR状、曲面状に張っている。

    平面の形状が多角形のプランなので、カドをなくして、やわらげる意図と、このスペースを特徴付ける意図がある。

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    愛着のある物が並ぶ。

    本棚に惹かれるのは、住む人の匂いづけ、か。

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    照明は光源が目に入らないように本棚上部に間接照明を仕込み、

    R状の天井で拡散させている。

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    数十キロのスチールを現場で設置し、現場溶接とした。

    職人達の技術や、仕上げ、手間に触れると、幸せな気持ちになれる。

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    2階のホール。

    直接的に外の風景は見えない。

    窓が多すぎると、心もとなく、落ち着きが生まれないし、影が出来ない。

    足元、床面が明るくなるように、スリット状の手すりとした。

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    2階に浴室・洗面所・ランドリースペースを設けている。

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    寝室はシンプルに、安眠できるように。

    入り隅は、オープンな収納スペース。

    右側の黒く写っているのが、薪ストーブの煙突。

    断熱二重煙突なので、触っても火傷しない。

    60℃ぐらいになるはず。

    暖房設備がなくても、断熱気密性能が高ければ、これで十分。

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    寝室の窓からは、沢や、林、池を望む。

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    読書スペースの窓。

    硝子のオブジェが透過して、きれい。

     

    これからどんな暮らしが営まれるのか、

    愉しみにしてます。

  • 2019.12.11
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    − 完成写真 1 −

    外観

    南面の一段下がった沢のところから

    木酢液含侵材の板張り

    吹き抜けに縦三連窓

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    南東側。

    シラカバ・サクラ・ホオノキ・ナラなどの樹木は

    落葉し、冬景色。

    住宅のアウトラインは敷地の形状から、

    高さは、北側斜線から導かれている。

    屋根材は0勾配のフラットルーフ(サンタック防水)とし、水は外壁が一部窪んだところに落ちてくるようにしている。(外壁を汚さないように)

    敷地の制約・法規上の条件が厳しい分、抑制が生まれ、プランニングの手掛かりが掴めた。

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    玄関は、道路からアプローチして来たときのアイキャッチとなるように、大きな庇とした。

    道路からの引き込みが長い分、

    薪棚や隣家の樹木など愉しめる。

    (除雪は大変だけど。。)

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    リビングの片隅?(家の中心)に、

    イングルヌックと言って、暖かな、小さく囲われた場所を設けている。

    薪ストーブがあって、備え付けられたベンチがあって、居心地のよい、こぢんまりとした場所。

    天井は一段下げ、からまつの羽目板張りとしている。

    ベンチに腰掛けたときに、外が見られるちょうど良い高さに、木製の窓を設けている。

    場所の広さ、天井の高さ、窓の大きさ・位置、ベンチの高さなど、自然とベンチに腰掛けたくなるように設えている。

    ベンチはデイベッドとなるように、座面を深くしているので、お昼寝しても気持ちよさそう。

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    家の大きさは26坪と小さく、天井も低く抑えている。

    (面積・高さとも法規の縛り)

    その分、目が近くなるので、ディテールがお粗末だと、

    急に粗が目立つ。

    目障り、手触りなど気を使っている。

    階段は野暮ったくならないように、スチールでシャープに、昇降する装置を挿入するような感覚で考えた。

    お風呂や洗面所などの水廻りは2階へ持っていき、

    1階のメインスペースは極力広く取りたかった。

    水廻りが2階になる分、階段は上り下りし易い寸法に、また空間として愉しめるように、読書スペースとしての機能も合わせた。

    本棚は1階から2階の天井まで4.3mの高さがある。

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    中間の踊り場には、ちょっと腰掛けられるベンチ(上段の物を取るときの踏み台としても)を。

    材料は、カバの無垢材一枚板で作った。

    色味も、カラマツやラワンと揃っている。

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    自然光はあえて絞り、

    明暗のメリハリ、空間の奥行きを付けている。

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    硝子のシェードに小さな気泡が入ったペンダント照明。

    夕暮れ時に付けると、暖かみのある灯り。

  • 2019.11.28
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    階段室に高さ4.3mの本棚を設けました。

    階段の踊り場で、選んだ本を読めるように、

    ベンチを設えました。

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    天井は細い木を、R状(カーブ・円)に張っています。

    間接照明で天井を照らし反射させる計画です。

    平面プランの形が、変則的な多角形プランで、

    入り隅、角が多いので、優しく和らげる意味合いと、

    階段室・書棚を象徴的なスペースにするためです。

    完成まであと少し!

  • 2019.11.21
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    クロス張り

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    かば無垢材の窓枠

  • 2019.11.13
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    階段室の踊り場は、

    本棚を造り付け、選んだ本を読めるよう、カバ材のベンチを設けてます。

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    キッチン壁面はタイル貼り。

    選んだタイルは、エッジが取れた、かわいいタイル。

  • 2019.11.13
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    キッチンは大工による造作工事。

    他の家具と揃えて、ラワンランバーコアとしました。

    天板はタモ無垢材。

    ステンレスシンクを落とし込みます。

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    棚板加工。

    新人の女性大工さんが、

    一枚一枚小口テープを貼ります。

  • 2019.11.06
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    造作家具工事

    キッチン背面の食器棚。

    大工さんが作っていきます。

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    リビングの天井に

    カラマツの羽目板を張っていきます。

  • 2019.10.30
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    階段室の天井を見上げたところ。

    アール状(局面)の板張りが綺麗に張られました。

  • 2019.10.23
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    外壁(木酢液含侵材のからまつ材)も張り終わり、

    足場は解体されました。

    紅葉も進み、黒い外壁に映えます。

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    玄関ポーチは、動線がスムーズにいくように、

    柱を立てずに庇としました。

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    内部は造作工事が進んでおります。

    階段室の天井はアール状に、細い木を張っていきます。

  • 2019.09.24
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    外壁材はからまつの木酢液含侵材

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    鉄骨階段が無事つきました。

    色は、これから塗装して 仕上げます。

    (白色?黒色?茶色?)

     

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  • 2019.08.30
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    外壁付加断熱の下地入れ。

    屋根はフラットルーフでサンタック防水としてます。

  • 2019.08.08
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    無事、上棟!

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  • 2019.08.03
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    いよいよ建て方です。

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    敷地の東側は、雑木林(シラカバ、サクラ、モミジ、ナラ、ホオノキなど)になってます。

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    中心にたつ独立柱は、

    タモの古材としました。

    年月を経た力強さと新材にはない魅力があります。

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    2階の床組み。

    敷地の形状に合わした平面プランとなってます。

  • 2019.07.24
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    旗竿地のアプローチ部分

    駐車場となるように、切込砂利に路盤変え。

  • 2019.07.04
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    土間コンクリート打設完了。

    基礎工事も大詰め。

    止め枠の型枠がついているところ(一段上がって)が、

    薪ストーブコーナーとなります。

  • 2019.06.28
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    布基礎まで完了です。

  • 2019.06.25
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    北広島市の都市計画区域ぎりぎりの場所で、新しい現場が始まります。

    敷地は旗竿地(幅3mの道路を22m進んだところに、建設地があります)で、変形な形状となっており、

    法規的な制約が大きく、計画には苦労しました。

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    しかし、その分、望むロケーションは良く、沢を下りれば、

    原生林が広がります。

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    まずは白樺の伐採から。

    高所作業車を借りて、伐採の資格を持った自社大工が、

    切り倒します。

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    遣り方出し

    建物の位置、地盤の高さを出します。

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    施工性を考慮し、砕石パイルにて地盤改良。

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    基礎工事の様子

    台形型のプランが見て分かります。

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    コンクリート打設

    隣の敷地をお借りして。

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    1階床面積 13.78坪

    2階床面積 12.30坪

    延べ床面積で26.08坪と、コンパクトなプラン。

    水廻りは2階へ上げてしまい、

    1階はメインのスペースと薪ストーブコーナーを設け、

    吹き抜けには高さ4.3mの本棚を造り付ける計画です。